読書ログ
漫画と思想書を、同じ机の上で照合する。
美意識は、階級と履歴で作られる。けれど日本では、漫画が文化資本の民主化装置として機能してきた。この連作では、漫画と思想書を ファンとしてではなく、構造として 読み直す。どちらの棚も、個人の心理OS と組織OS のサンプルケースとして。原作の重みは崩さない。身体で受け取ったものと、概念で受け取ったものを、同じ机の上で照合する試みだ。
シリーズイントロ
ベルセルクグリフィスの物語から、組織・物語・遊びへ広がる三回(#1–#3)
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#1
ベルセルク —— 夢が共同体を供物に変えるとき
グリフィスの意味生成装置と、その危険な転回
#2
サピエンス全史 × 想像の共同体 —— 組織は、共有された物語でできている
人類が虚構で巨大協力する仕組みと、その双刃
#3
ホモ・ルーデンス × Finite and Infinite Games × Exit, Voice, and Loyalty
本気で遊べる文明を、長く続けるには
アオアシ小林有吾『アオアシ』× 思想書6冊(#4–#9)
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#4
アオアシ × センスの哲学
意味からリズムへ · 俯瞰は、才能ではなく育つ知覚だった
#5
アオアシ × 国家のように見る × ディスタンクシオン
才能は見出されるのを待つしかないのか · 可読化とメティス
#6
アオアシ × 利己的な遺伝子 × プロ倫
育てるとは、熱を複製し、いつか超えられること · ミームと召命
#7
アオアシ × 銃・病原菌・鉄 × ディスタンクシオン
強さは才能でなく、環境と蓄積の産物 · 日本とスペイン
#8
アオアシ × Finite and Infinite Games × 想像の共同体
勝利が目的化したとき、文化は有限ゲームに飲まれる · 王国の本質
#9
アオアシ × 暗黙知の次元 × ファスト&スロー
語れない領域に宿る、矜持と凄み · 最終回